飛行教導群「アグレッサー」が新田原基地から小松基地へ全機移動完了。

航空自衛隊

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新田原基地から小松基地へ。F-15アグレッサー機が移転完了。

 宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地に配備されていた『飛行教導群』が、6月10日(金)に石川県の小松基地への機体全機移動を完了しました。

 飛行教導群は、航空自衛隊の戦闘機パイロットの中から選ばれた精鋭部隊。訓練では、敵国戦闘機に役を務めることから「アグレッサー(aggressor)」とも呼ばれる。独特な塗装が施されていることから、非常に目立つ機体が特徴。

 1983年から新田原基地を拠点に全国の戦闘機部隊への教導訓練を実施していましたが、中国・ロシアへの対応と広大な訓練空域を持つ小松基地へ移転となりました。

 今後は、百里基地の第305飛行隊が新田原基地へ、新田原基地の第301飛行隊が百里基地へ、三沢基地の第8飛行隊が築城基地へそれぞれ移動する予定となっています。2016年中にどの部隊が移動するか今後も注目したいところです。

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